新しいお金の形は新しい未来の形でもある〜仮想通貨入門講座レポート〜

こんにちは、こばやしです。先日3月3日にエイベックス本社オフィスにて開催されたTOKYO RECRUIT FESTIVALに参加してきました!イベントの最初に行われました、学生仮想通貨入門講座の内容をレポートします。気になってはいるけど仮想通貨とは?という学生が多い中、参加した学生たちは興味深く聞いている様子でした。それでは早速いきましょう!

会場の様子

会場はこんな感じです。講演開始前に撮影しました。

開場後には学生がどんどん着席していきます。

講座が始まる頃には後ろまで満席となり、立ち見も発生。大盛況となりました。

では早速、内容に入っていきたいと思います。

仮想通貨は危険?

初めまして高橋と申します、よろしくお願いします。まず簡単に自己紹介なんですけど、アルサーガパートナーズ株式会社というところで執行役員とUIUXデザイナーをしております。普段は新規事業の立ち上げをやっていて、いろんなビジネスに携わっているんですが、今回仮想通貨のことについてお話しするというところはなぜかというと、会社として仮想通貨のビジネスを提供する側としてやっているので、今回のお話をいただいたという形になります。本日はよろしくお願いします。

まず今日のテーマとしては「仮想通貨入門」なので仮想通貨って具体的にどんなものなのか、というところをプレゼンを通してお伝えできればと思っています。
前置きなんですけど、仮想通貨ってどんなイメージがありますか?一番最初に思いつくのはもしかしたら「儲かる」ですかね。あとは「危険」。最近ちょっと悪いニュースが話題になったばかりなので、このイメージが強くなったかもしれません。

イメージは色々とあると思うんですが、仮想通貨を買ってる人ってどれくらいいらっしゃいますか?

(会場でちらほら手が挙がる)

意外と少ないですね、3分の1くらいいるかと思ったんですが、まだ触れていない方が多いみたいですね。今日の入門編としては話し甲斐がありますね(笑)

では買ってる人からすると、どうして仮想通貨買ってるかというと「儲かる」から買う人が多いですよね。
買ってない人は「よくわからないもの」、「危険なもの」だと思ってる人が多いのではないかと思います。流出事件の直後でもありますしね。ちなみに仮想通貨の流出事件ではいったい何が起きているかというとハッキングです。現金でいうところのすりや強盗と同じような話です。つまりリテラシーやセキュリティを高める必要性は現金でも仮想通貨でも同じことがいえるわけです。

仮想通貨って何?仮想通貨の父「サトシ・ナカモト」

結局のところ仮想通貨の本質を知っている人って正直あんまりいないんじゃないかなと思います。買う人は仮想通貨を「理解している」から買うのではなくて、「儲かる」から買っている人が圧倒的に多いわけです。

そもそも仮想通貨って何?というそもそもの話をしましょう。一言で言うのは難しいのですが、ここを掘り下げていくと仮想通貨の歴史はとても浅い。まだ10年経ってないくらいです。世の中にも浸透していないので仮想通貨とはを語れる人が少ないのが現状です。2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物が仮想通貨に関するたった9ページの論文を突然ネットに公開しました。この出来事が仮想通貨の概念が世の中に知れ渡った最初の部分です。その翌年2009年にビットコインが誕生しました。これが世界で初めて運用が始められた仮想通貨になります。

仮想通貨には4つの呼び方がある!?

仮想通貨にはいろんな呼び方があるので、今日はいくつかピックアップしたいと思います。
まず1つ目が暗号通貨。なぜ暗号通貨と呼ばれるかというと、文字列の暗号から成り立つ通貨だからです。日本円のように紙幣があったり小銭があったりするその代わりが文字列なんです。

2つ目は国際通貨です。円もウォンも使える国が限られていますよね。一方それに対して仮想通貨は国を限定していないので、どこでも使えることが特徴です。その特徴から国際通貨と呼ばれます。

3つ目がデジタル通貨です。手で触れることのできる紙幣やコインではなく、ネットというデジタルな世界の上に存在することからこう呼ばれています。

最後4つ目は仮想通貨の仕組みの概念の部分なので説明が難しくなるんですが、分散型通貨と呼ばれています。仮想通貨の技術的な仕組みが分散されていることからこう呼ばれています。ブロックチェーンという言葉を聞いたことがある方もいるかと思いますが、P2PPeer to Peer)でのやり取りができることが大きな特徴となっています。ブロックチェーン=ビットコインであると理解されている方も結構いると思いますが、実はブロックチェーンの仕組みを使った通貨がビットコインなので、ここは誤解しないように注意してください。

仮想通貨は今までになかった「新しいお金の形」

電子マネーとの違いですが、電子マネーは例えば1ポイント=1円のような定義が運営元からあるのに対して、仮想通貨は価格変動が起こる部分が大きく違います。デジタル通貨であるいう点では似ているんですが、違うものになります。

法定通貨との違いについては、法定通貨は国や政府が発行するので、そこを通さないといけないのに対して仮想通貨は通さずに発行することができる点です。国や政府を通さずに発行できる反面、法定通貨と交換できるという価値があります。これが仮想通貨のいいところでもあり特徴的なところです。

ここまでをまとめると、仮想通貨とは今までになかった「新しいお金の形」であるわけです。

仮想通貨の主要な4つの用途とICOしたコインの例

さて、次に仮想通貨の用途の部分に進みましょう。まず1つ目にあげたのは投資です。取引所と呼ばれる場所で購入をして資産運用をすることができます。取引所によって取引されている仮想通貨の種類が違うのでいくつかの取引所を見てみると面白いですよ。

2つ目が決済です。通貨というくらいなので、当たり前ですが決済手段として使うことができます。例を挙げると2018225日時点で通信販売で63件、実店舗で235件がビットコインでの決済が可能となっています。ビックカメラやメガネスーパーのようなみなさんが知っているような有名なお店も多く使えるようになってきています。

3つ目はアプリケーション開発ですね。仮想通貨の1つにイーサリアムというものがあるんですが、ブロックチェーンを使ったアプリケーションの開発が可能です。必ずしも投資や決済というような用途だけではなく、アプリケーション開発のような技術的な部分で活用することもできるわけです。

最後4つ目が資金調達です。仮想通貨を用いた新しい資金調達の手法はICO(Initial Coin Offering)と呼ばれて注目されています。今までは株であったり最近ではクラウドファンディングといった手法での資金調達が一般的でしたが、その次に出てきたのがこのICOというものです。トークンという株でいうところの会社ですね、会社の銘柄を発行してそれに対して投資をしてもらうことで資金調達することができます。ICOをしたコインのことをアルトコインといい、とにかくたくさんあって数千単位で存在しています。どれがいいのかわからなくなるくらい急激に世界中で実施され始めている資金調達の手法です。ここからいくつか代表的なものを紹介しましょう。

モナコイン

まずはモナコインですね。2ちゃんねるで有名なモナーっていう猫のキャラクターからちなんで名付けられたコインで、日本産の仮想通貨になるんですが、2013年末に登場しました。お礼のチップのような使い方をされています。2ちゃんねるというプラットフォームから生まれたコインです。

QASHコイン

次がQASHコインです。日本最大のICO案件で、124億円を調達したことで話題になりました。日本の株式市場での資金調達では考えられないような金額です。

ADAコイン

3つ目がADAコインです。カルダノというオンラインカジノプラットフォームで使うことができます。こちらは29.5億円の調達に成功しています。

SPINDLE(GACKTコイン)

4つ目がSPINDLE、別名GACKTコインです。このコインは歌手のGACKTが関わっていることで話題になったのでご存知の方も多いかもしれませんが、タレントが通貨を発行できる時代がやってきているという面白い事例かと思います。

UNKOIN

5つ目はUNKOINです。これはウォレットの着せ替えに使える遊び重視のコインで、お金というよりは遊び目的でもコインを作れる例ですね。

SAKURA BLOOMコイン

最後はSAKURA BLOOMコインです。今日も会場で配布をしているんですが、SNSやリアルイベント会場などでプレゼントするコインになります。動画配信サービスのSHOWROOMともコラボ実績があって今後に期待したいコインの1つです。今日の講座で仮想通貨入門を聞いてもらったと思うので、仮想通貨どんなものかなと試す意味でももらったり実際に使ってみてもらうといいと思います。

どのコインも新しいビジネスや体験を産んでいる

ここまでそれぞれコインの特徴をあげてきましたが、共通して言えるのは「新しいビジネスや体験を産んでいること」です。新しいビシネスを作るためにICOしているものもあれば、UNKOINのように新しい体験を産むために作られているコインもあるわけです。ICOに興味を持った方はコイン相場というアプリにICO関連の面白い情報がたくさん掲載されていてとても勉強になるのでぜひ覗いてみてください。

新しいお金の形は新しい未来の形でもある

長くなりましたが最後にここまでの内容をまとめたいと思います。仮想通貨には5つの要素があります。

1つ目が投資論です。仮想通貨は投資目的でも使われるので、投資としての面白みがあります、FXよりも価格変動が大きいのでハイリスクハイリターンを好む方からするとかなり魅力的な資産運用の手法となります。

2つ目が経済論です。新しいお金の流れを作り出すことができるので、経済の面からも面白い動きになります。ビットコインのような仮想通貨はこれまでの金融サービスと一線を画す存在なので、賛否両論はありますが間違いなく新しい経済を作ることができるシステムであるといえます。これからの未来を作っていく非中央集権型社会、個の力が強いビジネスを作りやすくなります。

3つ目が貨幣論です。現金は国の信用の保証がないと成り立たないものですが、仮想通貨はそうではなく、国は関係なく存在するものだからです。

4つ目が技術論です。仮想通貨はP2Pであったり、ブロックチェーンといった革新的な技術を用いられているデジタル通貨なので、技術的な進化によって通貨自体も進化することができる点が現金とは違う特徴です。

5つ目が生き方論です。今後この世界は個の時代になるので一人一人がより重要視される世界になります。その過程で仮想通貨もどんどん誕生しているので、個の力と仮想通貨の力が結びついてくる。仮想通貨の存在によって人間に生き方そのものが変わっていくと思います。

これら5つの理論を理解して、仮想通貨に対する見解を正しく持ちましょう。正しく持って上手に仮想通貨を使いましょう。仮想通貨を理解することは新しい世界を作る手がかりになるので単純に資産運用のために使うのももちろんいいですが、通貨を作るといった資産運用以外の部分にも興味を持って欲しいと思います。

新しいお金の形は新しい未来の形でもあります。仮想通貨は危険なものではなく、新しい未来の形を作っている、今回はそこを理解してもらえたら嬉しいです。ありがとうございました。

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